2026年2月号(503号)

付議議案の分析と記載事例―2026年1月総会プライム市場上場会社18社

 20261月総会202510月議決権基準日)の調査対象会社は、全国証券取引所上場会社63社のうち東京証券取引所プライム市場上場会社18(監査役会設置会社=8社、監査等委員会設置会社=10社、指名委員会等設置会社=0社)である。

 本稿は、調査対象会社の付議議案のうち、①剰余金処分議案、②定款変更議案、③役員選任議案、④役員報酬関連議案の内容を分析し、併せて参考となる事例を紹介するものである。

Ⅰ 剰余金処分議案

 1 付議の状況

 20261月総会の調査対象18社において、剰余金処分議案を付議した会社は1161.1%)あった。調査対象会社のうち、剰余金の配当等を取締役会が決定することができる旨(剰余金の配当等を決定する機関の特則。会社法459条参照)を定款で定めていた会社(特則会社)1055.6%)である。なお、本総会の定款変更で特則会社になった会社は1(正栄食品工業)あった。

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