ジェイ・ユーラス・アイアール
取締役会長 岩田宜子
本年7月に公表された東京証券取引所による資料「IR体制・IR活動に関する投資者の声」は、企業に一段とIR活動を進化、洗練させること、また、コーポレートガバナンスに関しては、機能への一層の理解とその定着を、主眼としている。この点において、投資家とのコミュニケーションを厭う企業やコーポレートガバナンスへの対応に表面的かつ数合わせしか関心がなかった企業は困惑を感じていることだろう。そもそも取締役会とIRの関係性について考慮していない企業トップや社外取締役も未だ多い。
このようなことから、社外取締役と投資家の対話を進めるに当たって、企業や取締役会が感じている4つの疑問点を検討する。続いて、スムーズに企業経営において採用できる手法を提案したい。
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